Score guide

「70点」は、良いのか。

スコアだけを見ても意味は決まりません。 実際に測った街の数字を並べて、どう読めばいいかを説明します。

おおよその目安

85 −都市の中心部。ほぼ全部が徒歩圏にそろっている
70 − 84生活に必要なものは徒歩・自転車で足りる
55 − 69日常は歩けるが、まとまった買い物や通院には車があると楽
40 − 54車がある前提の暮らし。何かは近いが、そろってはいない
− 39施設が遠いか、地図データが薄い。信頼度を必ず確認する

この区切りは全国の分布から統計的に決めたものではなく、 下の実測例から引いた目安です。 スコアは絶対評価ではなく、候補地どうしを比べるための物差しとして使ってください。

実際に測るとこうなる

2026年8月に実際に診断した結果です。すべて同じ計算式で測っています。

住所総合信頼度特徴
兵庫県神戸市中央区三宮町87medium買い物・医療・交通・安全が満点。一方で自然は 36
大阪府大阪市北区梅田83medium買い物・医療・安全が満点。教育 53 が総合を下げている
兵庫県洲本市中川原町66low安全 100・自然 79 と高いが、交通は 30
兵庫県淡路市志筑46medium教育 90 と高いのに自然 0。地図に公園の登録が無いため
兵庫県南あわじ市福良29low医療・自然が 0。半径内に該当する登録が見つからない

都市部でも 100 にはなりません。日本有数の繁華街である梅田でも 83 です。 6カテゴリの平均を取る以上、自然や教育が弱ければ総合は必ず下がります。90 台が出ないのは不具合ではなく、設計どおりです。

総合スコアだけを見ない

梅田(83)と三宮町(87)の差は 4 点ですが、中身はかなり違います。 三宮町は交通 100・教育 86 に対して自然 36。梅田は自然 72 に対して教育 53。子どもがいるか、車を持つか、外で過ごす時間が長いかで、どちらが良いかは逆転します。

見るべきは、自分が譲れない1〜2カテゴリの点です。 総合スコアは「大きく外していないか」を確認するためのものだと考えてください。

件数も一緒に見る

カテゴリの点は近さで決まるので、件数の多さとは一致しません。 梅田の自然は該当施設 1 件で 72 点です。近くに1つあるからで、緑が多いからではありません。 逆に件数が多くても、どれも遠ければ点は伸びません。

0点は「無い」ではなく「見つからない」

カテゴリが 0 点になるのは、そのカテゴリの半径内に地図に登録された施設が1件も無いときです。 実際に何も無い場合もありますが、登録されていないだけの場合もあります。

淡路市志筑の自然 0 点がその例です。周囲は海と山ですが、 OpenStreetMap 上で公園・森林・海岸として登録された領域が半径 2,000m 内に無いため 0 になります。0 点を見たら、まず信頼度と現地の感覚を確認してください。

信頼度(confidence)の読み方

表示意味どう扱うか
high住所も特定でき、周辺の地図データも厚いそのまま比較に使える
medium住所か地図データのどちらかが十分ではない比較には使えるが、細かい差は気にしない
low地図データが薄い、または住所を大まかにしか特定できなかった参考程度。実際より低く出ている可能性がある

上の実測例では、洲本市中川原町(66)と南あわじ市福良(29)が low です。地方の住所で low が出るのは珍しくありません。スコアが低いから low になるのではなく、地図データが薄いから low になり、 その結果としてスコアも低めに出ます。

low の結果どうしを比べるのは、あまり意味がありません。 どちらも「データが足りない」と言っているだけの可能性があります。

重みを変えて測る

APIキーを取得すると、暮らし方に合わせて重みづけを変えたスコアも計算できます。 現在は3つのプリセットがあり、それぞれ合計 100% になるように配分されています。

プリセット買い物医療交通教育自然安全
子育て世帯15%15%10%35%15%10%
リタイア後20%35%20%5%10%10%
リモートワーカー15%10%10%10%20%35%

登録なしで使える診断では総合スコア(6つの平均)だけを返します。 重みづけを使うにはAPIキーの取得が必要です。

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